*さんぜいっしんのほう【三世一身の法】 奈良(なら)時代の723年に,政府(せいふ)が開墾(かいこん)を奨励(しょうれい)するために出した法令(ほうれい)。人口の増加(ぞうか)によって口分田(くぶんでん)が不足(ふそく)してきたため,新しく用水をつくって開墾(かいこん)したものには3代の間,もとの用水を利用(りよう)したものには本人1代にかぎり,開墾(かいこん)地の私有(しゆう)をみとめることにした。◇思うように効果(こうか)があがらなかったようで,20年後には墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいのほう)が出された。年代暗記 三世一身の法(ほう)…なにさ(723)3代ばっかしで