イタリア半島北部,アドリア海岸に近いアペニン山脈中にある小国。政体は共和政で,元首は6か月ごとに大評議会で互選。首都サンマリノ。国土はチタノ山(739m)をかこむ山地・丘陵からなる。農牧業を主とし,機械・化学・衣服・陶器・ワインなども生産。4世紀ごろ宗教的迫害を受けた聖マリヌス(サンマリノ)がここにのがれたのが,国の起源とされる。面積:61km2,人口:3万。
〔国名の由来〕
ローマ
帝国のキリスト教
迫害をのがれ,チタノ山に住みついた
聖マリヌスの名にちなむ。
〔国旗の由来〕
青は空とアドリア海,白はチタノ山と雪と
純粋さを表す。
王冠は
王権のシンボル。
コーチ
収集家向け
郵便切手と
観光収入が国の
主要な
財源となっている。