*さんようちゅう【三葉虫】 古生代にさかえた海生の節足動物(せっそくどうぶつ)。多くの種類(しゅるい)が知られている。古生代のカンブリア紀(き)にあらわれ,オルドビス紀(き)に大繁栄(はんえい)し,古生代末(まつ)に絶滅(ぜつめつ)してしまった。体は長円形でうすく平らであるが,頭・胸(むね)・尾(お)の3部に分かれ,胸(むね)・尾(お)には10前後の体節(たいせつ)がある。頭から尾(お)に通じる中軸(ちゅうじく)によって,左右両側葉(りょうそくよう)にも分けられている。◇縦(たて)方向に3葉になっているので,この名がある。コーチ 三葉虫は進化がいちじるしく,生活圏(けん)も広いので,古生代の重要(じゅうよう)な示準(しじゅん)化石になっている。