さんわりじち【三割自治】 日本で地方自治(じち)の自主性(せい)・独立性(どくりつせい)がいちじるしく損(そこ)なわれていた状態(じょうたい)をいう。地方公共団体(こうきょうだんたい)の自主財源(ざいげん)である地方税収入(ぜいしゅうにゅう)が歳入(さいにゅう)の30%くらいしかない状態(じょうたい)がつづいたことからいわれだした語。◇これまでの国と地方自治(じち)体の上下関係(かんけい)を,対等・協力関係(きょうりょくかんけい)にあらためるために施行(しこう)されたのが,2000年4月から施行(しこう)された地方分権一括法(ぶんけんいっかつほう)である。