しい【椎】 温帯(おんたい)林を構成(こうせい)する代表的(だいひょうてき)な常緑広葉樹(じょうりょくこうようじゅ)。わが国には,スダジイ・ツブラジイがある。雌雄同株(しゆうどうしゅ)で,堅果(けんか)は花の翌年(よくねん)の秋に熟(じゅく)し,美味である。材(ざい)はち密(みつ)でかたく,器具(きぐ)・建築(けんちく)・まくら木・薪炭(しんたん)などに用いられる。照葉樹(しょうようじゅ)林をつくる代表樹種(だいひょうじゅしゅ)の1つ。高さ:10〜25m。花期:4〜5月。分布(ぶんぷ):本州(福島(ふくしま)県・新潟(にいがた)県以南(いなん))・四国・九州・済州(チェジュ)島・中国中南部。(被子植物(ひししょくぶつ) ブナ目(もく) ブナ科(か))