じきょく【磁極<物理>】 磁石(じしゃく)の鉄をよく引きつけるところは磁石(じしゃく)の両端(りょうたん)にあり,そこを磁極(じきょく)または磁石(じしゃく)の極(きょく)という。1つの磁石(じしゃく)には2つの磁極(じきょく)があり,地球の北のほうに引かれる極(きょく)をN極(きょく),もう一方をS極(きょく)という。この2つの極(きょく)は,それぞれの極(きょく)を分離(ぶんり)して単独(たんどく)にとりだすことはできない。コーチ 電磁石(でんじしゃく)では,磁極(じきょく)はコイルのつくる磁界(じかい)の向きによってきまる。コイルに流れる電流の向きが右ねじを回転した向きであれば,そのねじが動いていく方向(ねじの先方)がN極(きょく)になる。