文章中で一度のべたことがらを,そのままくりかえさないで,「これ」「それ」「あれ」「どれ」などとさししめす言葉。「こそあど言葉」のこと。「指示する語句」ともいう。人・物・場所・方向などをさししめす場合に使われ,話し手との位置により近称(こ)・中称(そ)・遠称(あ)・不定称(ど)の4種類に分けられる。◇指示語には代名詞・連体詞・副詞・形容動詞などがふくまれる。
用例
「
あれはぼくのものだ」(
代名詞),「
この本はだれの?」(
連体詞),「先日の話は
どうなりましたか」(
副詞)など。