しずたにこう【閑谷黌】 江戸(えど)時代,岡山藩(おかやまはん)の庶民(しょみん)の子弟のための学校。閑谷(しずたに)学校ともいう。1668年,藩主(はんしゅ)池田光政(いけだみつまさ)により現在(げんざい)の備前(びぜん)市閑谷(しずたに)に庶民(しょみん)の子弟教育のために創設(そうせつ)。藩(はん)がつくった庶民(しょみん)の学校としては最(もっと)も古く,当時の建物(たてもの)の一部も現存(げんそん)し,講堂(こうどう)は国宝(こくほう)となっている。