しぜんじょうか【自然浄化】 河川(かせん)などの水系(すいけい)中にふくまれる有機(ゆうき)化合物がおもに好気性細菌(こうきせいさいきん)によって分解(ぶんかい)されること。自然(しぜん)の浄化(じょうか)作用ともいう。近年は浄化(じょうか)作用を上回る有機(ゆうき)化合物が排出(はいしゅつ)され,水質汚濁(すいしつおだく)が進んでいる。下水処理(しょり)場では,好気性細菌(こうきせいさいきん)によって廃水(はいすい)を処理(しょり)し,汚染(おせん)度を下げる方法(ほうほう)(活性汚泥法(かっせいおでいほう))などが用いられている。