しぞくのしょうほう【士族の商法】 明治維新(めいじいしん)のさい,失業(しつぎょう)した武士(ぶし)(士族(しぞく))がなれない商売に手をだして失敗(しっぱい)したことをひにくった言葉。不平士族(ふへいしぞく)を生むとともに,かれらがてばなした公債(こうさい)は商人の手をへて,民間産業(みんかんさんぎょう)をおこす資本(しほん)に転じた。コーチ 士族(しぞく)のなかにも,三菱(みつびし)商会をおこした岩崎弥太郎(いわさきやたろう)のような成功(せいこう)者もいた。