シダしょくぶつじだい【シダ植物時代】 シダ植物がさかえた古生代後半。最古(さいこ)の陸上(りくじょう)植物の化石は,クークソニアなどとよばれ,シルル紀(き)の地層(ちそう)から発見された下等シダ植物である。シダ植物は次のデボン紀(き)からさかえはじめ,石炭紀(き)には大きな木生シダが大森林をつくったが,二畳紀(にじょうき)(ペルム紀(き))からは裸子(らし)植物も発展(はってん)するようになる。デボン紀(き)から二畳紀(にじょうき)前半までを,俗(ぞく)にシダ植物時代という。