しゅくば【宿場】 宿駅(しゅくえき)を中心につくられた集落。中世(ちゅうせい)以来の宿駅が発展(はってん)した場合もあるが,ふつうは江戸(えど)時代に町並(な)みがつくられたものをさす。五街道(ごかいどう)や脇街道(わきかいどう)にそって発達(はったつ)し,公用の人馬の事務(じむ)をあつかう問屋場(といやば),大名や幕府(ばくふ)役人の宿泊(しゅくはく)のための本陣(ほんじん)や脇本陣(わきほんじん)を中心に,一般(いっぱん)の人たちのはたご・茶屋・市場などでつくられていた。コーチ 参勤(さんきん)交代や経済(けいざい)の発達(はったつ)でさかえていたが,明治(めいじ)時代の鉄道開通によりおとろえた。