シュトラウス(リヒャルト=) (1864〜1949)ドイツの作曲家・指揮(しき)者。個人教授(こじんきょうじゅ)でピアノ・バイオリン・作曲を学んだ。早くから作曲を始め,1880年に交響(こうきょう)曲第1番を作曲。その後,自作をたずさえて演奏(えんそう)旅行を行い,広く名を知られた。後期ロマン派(は)の最後(さいご)の作曲家であり,管弦楽法(かんげんがくほう)にきわだち,はなやかで美しいメロディー,魅惑的(みわくてき)なハーモニーによって劇的(げきてき)な音の世界を作った。交響(こうきょう)詩『ティル=オイレンシュピーゲルの愉快(ゆかい)ないたずら』,オペラ『サロメ』『バラの騎士(きし)』など。