ジュラき【ジュラ紀】 地質(ちしつ)時代の中生代を3分したときのまん中の時代。約(やく)2億(おく)年前から1億(おく)4500万年前の時代。この時代の地層(ちそう)は世界各地(かくち)に見られるが,北西ヨーロッパに研究上よい条件(じょうけん)の層(そう)がある。温暖(おんだん)な気候(きこう)のため,巨大(きょだい)なは虫類(るい)(恐竜(きょうりゅう))が繁栄(はんえい)した。小型(こがた)の哺乳類(ほにゅうるい)も,この時期にあらわれている。アンモナイトも繁栄(はんえい)をきわめた。◇この時代に日本列島の原型(げんけい)ができあがったものと思われ,ジュラ紀(き)の化石をふくむ地層(ちそう)が各地(かくち)に点在(てんざい)する。コーチ フランスとスイス国境(こっきょう)にあるジュラ山脈(さんみゃく)にちなんで,このように名づけられた。