ジュールのほうそく【ジュールの法則】 導線(どうせん)中を流れる電流によって発生する熱量(ねつりょう)は電流の強さの2乗と導線(どうせん)の抵抗(ていこう)と時間に比例(ひれい)する。これをジュールの法則(ほうそく)という。発生する熱量(ねつりょう)をQ 〔J〕,電流をI 〔A〕,抵抗(ていこう)をR 〔Ω〕,時間をt 〔s〕とすると,Q = I 2Rt 〔J〕となる。コーチ 50Ωの抵抗(ていこう)に2Aの電流を2分間流したとき,発生する熱量(ねつりょう)は 22×50×(60×2) = 24000〔J〕である。