しゅんけいぬり【春慶塗】 漆工芸(うるしこうげい)の塗(ぬ)りの一技法(ぎほう)。木地(きじ)を黄または赤に染(そ)め,透明(とうめい)な透漆(すきうるし)をかけて,木目(もくめ)の美しさを出したもの。秋田(あきた)県の能代(のしろ)・角館(かくのだて),岐阜(ぎふ)県の高山(たかやま)が産地(さんち)。◇応永(おうえい)年間(1394〜1428年)に和泉(いずみ)国堺(さかい)の漆工春慶(しっこうしゅんけい)が発明した。