しょうてん【焦点<物理>】 平行光線が光学系(けい)(レンズ,球面鏡(きゅうめんきょう)など)を通過(つうか)したのち,光軸(こうじく)に交わる点。光軸(こうじく)に平行に太陽光線のような平行光線をあてると,球面鏡(きょう)では反射(はんしゃ)光線が1点に集まったり(凹面鏡(おうめんきょう)),鏡(かがみ)のうしろの光軸(こうじく)上の1点から光が出たようになったり(凸面鏡(とつめんきょう))する。レンズではレンズを通過(つうか)した光が1点に集まったり(凸(とつ)レンズ),入射(にゅうしゃ)光線側(がわ)のレンズの光軸(こうじく)の上の点から光が出たように進んでいく(凹(おう)レンズ)。これらの点が焦点(しょうてん)である。コーチ レンズでは,焦点(しょうてん)はレンズの両側(がわ)にある。