じょうどしんしゅう【浄土真宗】 鎌倉(かまくら)時代初期(しょき)に法然(ほうねん)の弟子の親鸞(しんらん)が始めた仏教(ぶっきょう)の宗派(しゅうは)。真宗(しんしゅう)・一向宗(いっこうしゅう)ともいう。師(し)の教えを発展(はってん)させたもので,はじめ越後(えちご)国(新潟(にいがた)県)・関東(かんとう)の農民(のうみん)の間に広まった。やがて室町(むろまち)時代に蓮如(れんにょ)が出ると,真宗(しんしゅう)は畿内(きない)・北陸(ほくりく)・東海地方で広まった。