しょうはし (1372〜1439)琉球王国(りゅうきゅうおうこく)の初代国王(しょだいこくおう)。沖縄本島南部(おきなわほんとうなんぶ)の佐敷(さしき)の城主(じょうしゅ)の子(こ)として生(う)まれる。佐敷(さしき)の按司(あじ)(領主(りょうしゅ))から中山王(ちゅうざんおう)になると,首里城(しゅりじょう)の整備(せいび)とともに北山(ほくざん)・中山(ちゅうざん)・南山(なんざん)の3つに分(わ)かれていた琉球(りゅうきゅう)(沖縄(おきなわ))の統一(とういつ)を進(すす)め,1429年,琉球初(りゅうきゅうはつ)の統一王朝(とういつおうちょう)である琉球王国(りゅうきゅうおうこく)を建国(けんこく)した。海外貿易(かいがいぼうえき)にも力(ちから)を入(い)れ,日本・中国(ちゅうごく)・朝鮮(ちょうせん)・東南(とうなん)アジアの国々(くにぐに)と貿易(ぼうえき)を展開(てんかい)した。尚氏(しょうし)