じょうほうこうかいせいど【情報公開制度】 国民(こくみん)が国や地方公共団体(こうきょうだんたい)に対して,情報(じょうほう)の公開をもとめる権利(けんり)を保障(ほしょう)する制度(せいど)。アメリカ合衆国(がっしゅうこく)では,1966年に「情報(じょうほう)の自由に関(かん)する法律(ほうりつ)」が制定(せいてい)され,行政(ぎょうせい)情報(じょうほう)の公開を請求(せいきゅう)する訴訟(そしょう)をおこす権利(けんり)が一般的(いっぱんてき)にみとめられた。こうしたなかで日本でも情報(じょうほう)公開を要求(ようきゅう)する動きや世論(せろん)が高まり,まず地方公共団体(こうきょうだんたい)では,都道府(ふ)県が,情報(じょうほう)公開制度(せいど)をとりいれ,1999(平成(へいせい)11)年,国でも情報(じょうほう)公開法(ほう)を制定(せいてい)した。知る権利(けんり)