しょうゆ【<醤油>】 醸造(じょうぞう)によって製造(せいぞう)された,日本独特(どくとく)の液体(えきたい)調味料(りょう)。ダイズと小麦を主原料(げんりょう)とし,それに種(たね)こうじと濃食塩(のうしょくえん)水をまぜ,発酵(はっこう)・熟成(じゅくせい)させてつくる。種類(しゅるい)は濃口(こいくち)しょうゆ・淡口(あわくち)しょうゆ・たまりしょうゆに大別(たいべつ)される。千葉(ちば)県の銚子(ちょうし)・野田(のだ),香川(かがわ)県の小豆(しょうど)島,兵庫(ひょうご)県の龍野(たつの)などが生産(せいさん)地として有名。◇製法(せいほう)は古代の中国からつたわったといわれるが,室町(むろまち)時代に液体(えきたい)の調味料(りょう)の形になった。