じょうようかんじ【常用漢字】 社会生活の中で,わかりやすい文章を書くのに使う漢字の目やすとして,1981(昭和56)年10月1日に政府(せいふ)から1945字の漢字が示(しめ)された。その後,情報機器(じょうほうきき)の普及(ふきゅう)した現代(げんだい)に対応することを目的とし,196字が追加(ついか)され,5字が削除(さくじょ)され2136字となった。1946年に定められた「当用(とうよう)漢字」(1850字)に95字が追加(ついか)され,よび方もかわった。中学校では,新しく習う常用(じょうよう)漢字の大体を読むことが目やすとなる。◇「常用(じょうよう)」とは「日常(にちじょう)用いる」という意味。