しょうわくせい【小惑星】 おもに火星と木星の間にあって太陽のまわりを公転している多数の小さな天体。1801年1月1日に第1号ケレスが発見されて以来(いらい),その数は増(ふ)え続(つづ)け,軌道(きどう)が確定(かくてい)しているもので約(やく)47万個(まんこ),軌道(きどう)が未確定(みかくてい)のものはさらに数十万個(すうじゅうまんこ)もある(2016年6月現在(げんざい))。最大(さいだい)のケレスは直径(ちょっけい)952kmもあり,現在(げんざい)は準惑星(じゅんわくせい)にも分類(ぶんるい)されている。しかし,小惑星(しょうわくせい)の大部分は直径(ちょっけい)100km以下(いか)で,小さいものほど数が多くなる。小惑星(しょうわくせい)の中には軌道(きどう)が火星より内側(がわ)のものや,木星より外側(がわ)のものもある。また,イダのように衛星(えいせい)をもつものもある。