じりつしんけい【自律神経】 内臓(ないぞう)・血管(けっかん)・腺(せん)など意思に無関係(むかんけい)にはたらく器官(きかん)を支配(しはい)する神経(しんけい)。交感神経(しんけい)と副(ふく)交感神経(しんけい)とからなる。交感神経(しんけい)は脊髄(せきずい)の両側(がわ)の交感神経節(しんけいせつ)から出て,皮膚(ひふ)・血管(けっかん)・内臓(ないぞう)などに分布(ぶんぷ)し,副(ふく)交感神経(しんけい)は脳神経(のうしんけい)と脊髄神経(せきずいしんけい)との一部がこれと同じ諸器官(しょきかん)に分布(ぶんぷ)したもので,この両者は相反する力の働(はたら)きをする。◇両神経(しんけい)の働(はたら)きのバランスがずれると体質(たいしつ)に影響(えいきょう)し,異常(いじょう)にずれると,めまい・いらいらなど体調がくずれる。