じんこうほうしゃせいげんそ【人工放射性元素】 各種(かくしゅ)の安定な原子核(かく)に中性子(ちゅうせいし)・α粒子(アルファりゅうし)などをぶつけて核反応(かくはんのう)をおこさせると,人工的(じんこうてき)に放射能(ほうしゃのう)をもった原子核(かく)が得(え)られる。これを人工放射性元素(ほうしゃせいげんそ)という。1934年,フランスのジョリオ=キュリー夫妻(ふさい)がアルミニウムなどにα粒子(アルファりゅうし)をぶつけてつくったのが最初(さいしょ)。コーチ 加速器(かそくき)や原子炉(ろ)などを利用(りよう)して,多くの種類(しゅるい)の人工放射性元素(ほうしゃせいげんそ)がつくられている。