すいあつき【水圧器】 パスカルの原理を応用(おうよう)して,小さい力から大きい力を得(え)る機械(きかい)。イギリスのブラマーによって発明された。直径(ちょっけい)の大きい筒(つつ)と小さい筒(つつ)とが管(かん)でつながり,水が入っていて,小さいほうに力をくわえると,大きいほうの筒(つつ)に断面積(だんめんせき)の大きさに比例(ひれい)した力がくわわる。水のかわりに油を用いたものを油圧器(ゆあつき)という。◇プレス作業用,鋼(こう)の鍛造(たんぞう)などに利用(りよう)されている。