すみともざいばつ【住友財閥】 三井(みつい)・三菱(みつびし)とならぶ日本の代表的(だいひょうてき)財閥(ざいばつ)の1つ。江戸(えど)時代,大阪(おおさか)の豪商(ごうしょう)で,1691年に別子銅山(べっしどうざん)(愛媛(えひめ)県)の開発で巨富(きょふ)を得(え)た住友(すみとも)家を母体に発展(はってん)した。明治維新(めいじいしん)後,重工業をはじめ倉庫(そうこ)・貿易(ぼうえき)・金融(きんゆう)などの分野に進出した。第一次世界大戦(たいせん)後,住友合資(すみともごうし)会社をつくって,多くの系列(けいれつ)会社を支配(しはい)したが,第二次世界大戦(たいせん)後,財閥解体(ざいばつかいたい)令(れい)で解散(かいさん)した。しかし,現在(げんざい)も住友系(すみともけい)の各社(かくしゃ)は日本の経済(けいざい)に大きな力をもっている。