せいがく【声楽】 人間の声を基礎(きそ)にした音楽で,器楽(きがく)の伴奏(ばんそう)をともなうものもふくめられる。音楽を2分した場合の器楽(きがく)に対する語。単(たん)に声だけでなく,言葉がふくまれ,言葉につながる意味や感情(かんじょう),ことがらなどに裏(うら)づけられており,器楽(きがく)とちがって具体的(ぐたいてき)な内容(ないよう)をもつ。声楽には言葉の芸術(げいじゅつ)化した歌詞(かし)があり,歌詞(かし)の内容(ないよう)によって声楽の形式が決定される。