せいそうけん【成層圏】 大気圏(けん)の中の対流圏(けん)より上,中間圏(けん)より下の領域(りょういき)。対流圏(けん)の上端(じょうたん)は圏(けん)界面といわれ,高さは赤道で約(やく)18km,極(きょく)で約(やく)8kmである。成層圏(せいそうけん)の上端(じょうたん)は成層圏(せいそうけん)界面(成層止(せいそうし)面,ストラトポーズ)といわれ,その上の中間圏(けん)につながっている。一般(いっぱん)に成層圏(せいそうけん)の中では気温は高さとともに少しずつ高くなっている。また水蒸気(すいじょうき)が少なく,オゾンが多いのが特徴(とくちょう)。近年,成層圏(せいそうけん)でも大気の上下の混合(こんごう)があることが明らかになっている。