せいそうこうじょう【清掃工場】 町(まち)で集(あつ)められたごみを燃(も)やす工場(こうじょう)。クリーンセンター,焼却場(しょうきゃくじょう)ともいう。大規模(だいきぼ)な焼却施設(しょうきゃくしせつ)(ごみの焼却炉(しょうきゃくろ))をもち,中央制御室(ちゅうおうせいぎょしつ)のコンピュータで管理(かんり)されている。燃(も)やしたごみのうち灰(はい)となったものは,道路(どうろ)の舗装材(ほそうざい)などに再利用(さいりよう)され,残(のこ)りはごみの処分場(しょぶんじょう)に運(はこ)ばれる。燃(も)やした時(とき)に出(で)たガスは有害物質(ゆうがいぶっしつ)を取(と)り除(のぞ)いたのち,煙突(えんとつ)から大気中(たいきちゅう)に放出(ほうしゅつ)される。燃(も)やす時(とき)に出(で)た熱(ねつ)は工場内(こうじょうない)の電気(でんき)にされたり,温水(おんすい)プールを温(あたた)めたりするなど有効利用(ゆうこうりよう)されている。