せいでんしゃへい【静電遮蔽】 導体(どうたい)を用いて空間をかこみ,外部の電界をさえぎることをいう。電界の中に導体(どうたい)をおくと,静電誘導(せいでんゆうどう)により表面に電荷があらわれる。導体(どうたい)内部では,この電荷による電界は外部の電界と打ち消しあい,外部の電界の影響(えいきょう)は受けない。これは中空の導体(どうたい)の内部でも同じである。◇測定器(そくていき)が外部の電界から影響(えいきょう)されるのをふせぐためなどに用いられる。