せいぶつでんき【生物電気】 生物体の組織(そしき)が発生する電気。静止状態(せいしじょうたい)のときや傷(きず)ができたときにも電気を発生するが,とくに組織(そしき)の活動によって発生するものを活動電流という。脳波(のうは)や心臓(しんぞう)電流はその例(れい)で,病気の診断(しんだん)などに利用(りよう)されている。コーチ デンキウナギ・デンキナマズなどは特別(とくべつ)な発電器(き)をもち,高圧(こうあつ)の生物電気を発することで知られる。400〜600Vの電気を1秒以内(いない)に100〜300回放電する。