せきがいせんしゃしん【赤外線写真】 赤外線を利用(りよう)して撮影(さつえい)する写真。赤外線に感じるフィルムまたは乾板(かんぱん)を必要(ひつよう)とする。赤外線写真は肉眼(にくがん)で見た明暗の感じとちがい,赤外線の反射(はんしゃ)・吸収(きゅうしゅう)のちがいを撮影(さつえい)することができるので,絵画の鑑定(かんてい),証券(しょうけん)の偽造(ぎぞう)の鑑定(かんてい),あるいは地上の公害(こうがい)の状況(じょうきょう),水の汚染(おせん)などの記録(きろく)に使われている。◇赤外線用のフィルムは寿命(じゅみょう)がひじょうに短いのが欠点(けってん)である。