*せきじゅうじ【赤十字】 戦傷病(せんしょうびょう)者を,敵味方(てきみかた)の区別(くべつ)なく救護(きゅうご)する目的(もくてき)でつくられた国内および国際機関(こくさいきかん)。国際機関(こくさいきかん)には赤十字国際(こくさい)委員会と赤十字社連盟(れんめい)があり,赤十字最高(さいこう)の決議機関(けつぎきかん)に赤十字国際会議(こくさいかいぎ)がある。これらに各国(かっこく)赤十字社(イスラム教国では赤新月社)をふくめて国際(こくさい)赤十字と総称(そうしょう)する。赤十字国際(こくさい)委員会は,1863年,デュナンの提唱(ていしょう)でつくられた。赤十字社連盟(れんめい)は,各国(かっこく)の赤十字社の連合(れんごう)体で,1919年に設立(せつりつ)。