せきじゅん【石〈筍〉】 しょう乳洞(にゅうどう)の床(ゆか)から,タケノコ状(じょう)に上方にむかって立っている石灰質(せっかいしつ)の岩石。炭酸(たんさん)カルシウムをふくむ地下水が,床(ゆか)の上にしたたりおちて沈殿(ちんでん)してできる。しょう乳石(にゅうせき)の真下に石じゅんができ,両方がつながると柱状(じょう)になる。これは石灰柱(せっかいちゅう)とよばれる。