せきしょてがた【関所手形】 関所(せきしょ)の通行許可証(きょかしょう)。江戸(えど)時代にはきびしい関所改(せきしょあらた)めが行われ,とくに女性(じょせい)は関所(せきしょ)手形(往来(おうらい)手形ともいう)の提示(ていじ)を必要(ひつよう)とした。関所(せきしょ)手形の発行は,武士(ぶし)の場合は領主(りょうしゅ)が,庶民(しょみん)の場合は名主(なぬし)(庄屋(しょうや))や寺社などがあたった。