セスジユスリカ 幼虫(ようちゅう)が下水溝(こう)や,有機質(ゆうきしつ)が多くて流れのゆるい小川などにすむユスリカの1種(しゅ)。幼虫(ようちゅう)は泥(どろ)を集めて筒(つつ)形の巣(す)をつくる。成虫(せいちゅう)は春から初夏(しょか)に多いが,真冬をのぞいてほとんど1年中見られる。都市部の生活排水(はいすい)による汚水域(おすいいき)から大量(たいりょう)発生することがある。体長(たいちょう):約(やく)6mm。見(み)られる時期(じき):3〜12月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)。◇アカムシユスリカとともに幼虫(ようちゅう)がアカムシとよばれ,釣(つ)りのえさにされる。(昆虫類(こんちゅうるい) ハエ目(もく) ユスリカ科(か))