品詞の1つ。自立語で活用はない。単独で文節となり,接続語となる。前の文や語を受けて後の文や語にむすびつけ,それらがどのような関係にあるかを示す。
〔接続詞の種類〕
前後をどのような意味
関係でつなぐかによって
以下のような
種類に分けられる。
(1)
順接…前後が
順当な
関係であることを
示すもの。「それで・だから・すると」など。
(2)
逆接…前後が
不相応な
関係にあることを
示すもの。「しかし・けれども・だが」など。
(3)
並立・
累加(
添加)…対等にならべたり,前後のことがらにつけくわえたりすることを
示すもの。「また・そして・しかも」など。
(4)
説明…前の文の
内容を,後の文で
説明するもの。「つまり・ただし・いわば」など。
(5)
転換…話題をかえたり
発展させたりするもの。「さて・ところで・では」など。
(6)
対比・
選択…前後の
内容をくらべたり,えらんだりするもの。「または・あるいは」など。