ぜったいねんだい【絶対年代】 地質(ちしつ)時代や考古学の研究で,できごとのおこったときを,20万年前などというように具体的(ぐたいてき)な年数で表した年代。鉱物(こうぶつ)中にふくまれている放射性元素(ほうしゃせいげんそ)はたえず一定の速さで崩壊(ほうかい)して安定な元素(げんそ)にかわっていくが,その量(りょう)が半分になる時間(半減(はんげん)期)は放射性元素(ほうしゃせいげんそ)ごとに一定で,温度や圧力(あつりょく)などの外界条件(じょうけん)によってかわることはない。鉱物(こうぶつ)中の放射性元素(ほうしゃせいげんそ)と安定な元素(げんそ)の比(ひ)を調べればその鉱物(こうぶつ)のできた年代がわかる。ウラン・鉛法(なまりほう),カリウム・アルゴン法(ほう),炭素(たんそ)14法(ほう)などがある。対相対年代(そうたいねんだい)