ゾウリムシ 古くから知られた原生動物の1つ。体は単細胞(たんさいぼう)ではあるが,これに溝(みぞ)・口・のど・こう門・収縮(しゅうしゅく)胞・せん毛などの細胞(さいぼう)小器官(きかん)が見られ,そのつくりは高度に進化している。有機質(ゆうきしつ)の多い池や沼(ぬま),下水の流れこむ溝(みぞ)などに見られる。(原生動物 繊毛(せんもう)虫類(るい) ゾウリムシ目 ゾウリムシ科)コーチ 動物性(せい)の水中微生物(びせいぶつ)の代表。やや水のよごれた溝(みぞ)などで採集(さいしゅう)し,顕微鏡観察(けんびきょうかんさつ)することもできる。飼育(しいく)・増殖(ぞうしょく)させることも比較的簡単(ひかくてきかんたん)である。