そぜい【租税】 国や地方公共団体(こうきょうだんたい)が,国民(こくみん)のための任務(にんむ)をはたすために国民(こくみん)から強制的(きょうせいてき)に徴収(ちょうしゅう)するお金。税金(ぜいきん),あるいは単(たん)に税(ぜい)ともいう。租税(そぜい)はいろいろな基準(きじゅん)で分類(ぶんるい)できる。たとえば,徴収(ちょうしゅう)する主体を基準(きじゅん)にすると,国税(こくぜい)(国が徴収(ちょうしゅう)する税(ぜい))と地方税(ぜい)(地方公共団体(こうきょうだんたい)が徴収(ちょうしゅう)する税(ぜい))に分けられる。また,負担(ふたん)のあり方によって区別(くべつ)すると,直接税(ちょくせつぜい)(所得税(しょとくぜい)・法人税(ほうじんぜい)のように,納税(のうぜい)する者と税(ぜい)の負担(ふたん)者が一致(いっち)している税(ぜい))と,間接税(かんせつぜい)(酒税(ぜい)・消費税(しょうひぜい)のように納税(のうぜい)する者と税(ぜい)の負担(ふたん)者が異(こと)なる税(ぜい))に分けられる。