だいきゅうし【大臼歯】 哺乳類(ほにゅうるい)のもつ歯の一種(いっしゅ)で,奥歯(おくば)ともよばれ,歯ならびの一番おくのほうにならんでいる。上面が広く,食物をすりつぶすのに適(てき)している。ヒトでは上下のあごの左右に3本ずつ,計12本あり,乳歯(にゅうし)から永久歯(えいきゅうし)に生えかわるとき,最後(さいご)に生えてくる。◇一番おくの大臼歯(だいきゅうし)(第3大臼歯(だいきゅうし))は成人(せいじん)してから生えるので親知らずともいわれるが,この歯が生えない人もいる。