だいぶつよう【大仏様】 鎌倉(かまくら)時代初期(しょき),宋(そう)(中国)からつたえられた建築(けんちく)様式。天竺様(てんじくよう)ともいう。東大寺(とうだいじ)の再建(さいけん)にあたり,僧(そう)の重源(ちょうげん)がとりいれたもの。大建築(けんちく)に適(てき)したじょうぶな建築法(けんちくほう)で,柱には指肘木(さしひじき)を用い,たる木はかどが放射状(ほうしゃじょう)になった扇(おうぎ)だる木,木部は丹(に)・黄土・胡粉(ごふん)などで彩色(さいしき)されている。コーチ 現在(げんざい)のこっているものに東大寺南大門(とうだいじなんだいもん)がある。