たねださんとうか【種田山頭火】 (1882〜1940)大正・昭和時代の俳人(はいじん)。山口(やまぐち)県防府(ほうふ)市に生まれる。本名は正一。荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)の指導(しどう)を受け,日本各地(かくち)を放浪(ほうろう)しながら自由律(りつ)の俳句(はいく)をつくりつづけた。◇「うしろすがたのしぐれてゆくか」「分け入つても分け入つても青い山」「鉄鉢(てつばち)の中にも霰(あられ)」