ちか【地価】 土地の値段(ねだん)(評価額(ひょうかがく))のこと。ただし,実際(じっさい)に売買される値段(ねだん)ではなく,一般的(いっぱんてき)には,土地取引や公共用地(こうきょうようち)の買収(ばいしゅう)のさいの目安,課税基準(かぜいきじゅん)にするために公的(こうてき)な機関(きかん)が発表する土地の価格(かかく)のことをさす。土地取引の目安になる国土交通省(こくどこうつうしょう)が毎年発表する公示地価(こうじちか)と都道府県(とどうふけん)が毎年発表する基準地価(きじゅんちか),国税庁(こくぜいちょう)が毎年発表する相続税(そうぞくぜい)・贈与税(ぞうよぜい)の算定基準(さんていきじゅん)になる路線価(ろせんか)の,3種類(しゅるい)がある。また,こうした地価(ちか)を参考にして,各(かく)市町村が固定資産税(こていしさんぜい)の算定(さんてい)のために3年に1度さだめる固定資産税評価額(こていしさんぜいひょうかがく)というものもある。