ちょうでんどうじしゃく【超伝導磁石】 ニオブとチタンなどからなる超伝導(ちょうでんどう)材料(ざいりょう)の電線でつくったコイルを用いた電磁石(でんじしゃく)。超伝導電磁石(ちょうでんどうでんじしゃく)ともいう。磁石(じしゃく)を液体(えきたい)ヘリウムなどで超伝導状態(ちょうでんどうじょうたい)になるまでひやすと,電気抵抗(ていこう)がほとんどなくなり,熱(ねつ)が発生しないため,大きな電流を流しつづけることができ,強い磁力(じりょく)が得(え)られる。リニアモーターや発電,核融合(かくゆうごう)などへの利用(りよう)が考えられている。