*でかせぎ【出かせぎ】 農民(のうみん)・漁民(ぎょみん)などが一定期間(たとえば農閑(のうかん)期),都市などへ出かけてはたらき,収入(しゅうにゅう)を得(え)ること。昔は,杜氏(とうじ)(酒づくり)・大工・左官(さかん)など特殊(とくしゅ)な技能(ぎのう)をもった農家の人たちが,農閑(のうかん)期を利用(りよう)して,遠くの町や村へはたらきに出かける形が多かった。最近(さいきん)では1年中の出かせぎもふえており,東北地方などで多い。