デパート department storeの略(りゃく)。各種(かくしゅ)の商品をそろえ,正札販売(しょうふだはんばい)をたてまえとし,部門別(べつ)に小売りする大経営(けいえい)の店。百貨(ひゃっか)店ともいう。大量生産(たいりょうせいさん)時代に入り,大量販売(たいりょうはんばい)の必要(ひつよう)から生まれた。日本では伝統的(でんとうてき)な都市型(がた)のデパートは1904(明治(めいじ)37)年の「三越(みつこし)」に始まる。第一次世界大戦(たいせん)後,私鉄(してつ)の駅を起点に,私鉄系資本(してつけいしほん)によるデパートができた。