でんししょうとりひき【電子商取引】

商取り引きや決済(けっさい）などの経済(けいざい）活動をネットワーク上で行うこと。EC。企業(きぎょう）と一般消費(いっぱんしょうひ）者との間で行われるECは「BtoC」，企業(きぎょう）内あるいは企業(きぎょう）と企業(きぎょう）の間で行われるECは「BtoB」とよばれる。（Bはビジネスの略(りゃく）で企業(きぎょう）を表し，Cはコンシューマの略(りゃく）で消費(しょうひ）者を表す）。取り引きの内容(ないよう）は単(たん）に受発注データのやりとりだけでなく，宣伝(せんでん）・契約(けいやく）・資金決済(しきんけっさい）など商行為全般(こういぜんぱん）におよぶが，普及(ふきゅう）のためには取り引きの安全性(せい）の確保(かくほ）や新たな商慣行(かんこう）の確立(かくりつ）・制度(せいど）の整備(せいび）などが必要(ひつよう）となる。◇当初(とうしょ）はインターネットを通じて消費(しょうひ）者に商品などを販売(はんばい）するECが主流だったが，今後は企業(きぎょう）間ECが大半をしめるといわれている。