てんしょうおおばん【天正大判】 豊臣秀吉(とよとみひでよし)が1588(天正(てんしょう)16)年ごろ,後藤徳乗(ごとうとくじょう)に鋳造(ちゅうぞう)させた最初(さいしょ)の大判(おおばん)金貨(きんか)。縦約(たてやく)15cm,横約(やく)10cm,約(やく)165gの長円形で,金の含有量(がんゆうりょう)は73.8%。おもに進物や貯蔵(ちょぞう)用に使われた。